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2009年11月2日用事務所だより


● 2009年11月2日用事務所だより
第1 税務・会計・法務情報

 《1》どうなる平成22年改正 その1 扶養控除

 所得税で、子ども手当の財源捻出のため、扶養控除を廃止するという話が出ています。
 ご案内のように、同居親族など、生計を一にして、年間の合計所得金額38万円以下などの条件を充たしていれば、所得から38万円の控除を受けることが出来る制度です。

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 │税のしるべ(平成21年10月19日号)によりますと、 │
 │住民税の扶養控除は残し、中学校から大学までの年齢の│
 │子供を支えるための特定扶養控除(65万円)、 │
 │70歳以上の老親をサポートする老人扶養控除・ │
 │障害者控除については、存続させる方針だと。 │
└─────────────────────────┘

 元は配偶者控除廃止から出てきた話が、いつの間にか切り離して扶養控除廃止だけ先行して来年から実施することを考えていると。しかし、その後、残すと言っていた住民税の扶養控除もなくすと言っているようです。

┌─────────────────────────┐
 │税の体系を考えると、所得税だけなくして住民税を残す│
 │なんてナンセンス │
 └─────────────────────────┘

だと思っていたのですが、案の定です。
 ちょっと今後辻褄の合わない制度にならないか、非常に心配です。

 《2》どうなる平成22年改正 その2 グループ法人税制の改正

(略)

 《3》どうなる平成22年改正 その3 精算課税特例(住宅取得資金)の期限切れ

(略)

 《4》年末調整の時期が近づいてきました。

 もう11月です。
 年末調整の時期が近づきました。
 生命保険料控除などの資料を紛失しないよう、ご注意下さい。

第2 研修会情報

 《1》12月2日(水)に公益法人の認可・移行に関するセミナーを開催します

 11月ないし12月に、公益法人の認可・移行に関するセミナーを開催します。
 移行期間も残り4年を切ろうとしています。
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 │認可に進むのか、移行に進むのか、進路を決めて頂くために、│
 │是非、責任者の方の出席をお願いしたいと考えております │
└────────────────────────────┘
ので、どうか宜しく御検討下さい。

第3 その他

 《1》FICによるセミナーを名古屋で実施いたしました

 FIC会員である税理士・公認会計士向けに、10月26日(月)名古屋にて、「債務超過会社の吸収合併と税務上の問題点」についてのセミナーを実施しました。